睡眠時無呼吸症候群の診断
無呼吸といってもどのくらい寝ている間に呼吸が少ないと、睡眠時無呼吸症候群といって良いのか、その定義を見てみましょう。
まず、「10秒以上の無呼吸あるいは低呼吸が一晩の睡眠中に30回以上、あるいは睡眠1時間当たり5回以上認められること」と定義されています。
また、睡眠時無呼吸といってもの、どの程度ひどいのか、どの程度重症なのかを表すために、睡眠1時間当たりの無呼吸と低呼吸の回数を無呼吸低呼吸指数(AHI)として、この指数をもって、軽症、中等症、重症などときめています。
なぜこのように決めるかというと、それはどのくらいの程度だったら治療が必要か、また程度によって治療法もちがいますし、現実的な点では、どのくらい重症だったら治療に保険がつかえるか、といったこともあります。
この10秒以上の無呼吸 (apnea)とは鼻口の気流が10秒以上完全に停止した状態をいい、また低呼吸(hypopnea)とは50%の鼻口気流の低下が10秒以上続き、かつ3%以上の動脈血酸素飽和度(動脈の中にどのくらいの酸素があるかを示す数字、SpO2)の低下または覚醒反応が伴う状態を指すとなっています。
これらの、無呼吸、低換気をしっかりと一晩寝ている間モニターして、正確に重症度をまず判定する、これが治療に当たって一番大事なことです。
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