睡眠時無呼吸で引き起こされる病態
睡眠時無呼吸症候群の人が起こす病態を考えてみましょう。まず、入眠することにより、無呼吸ないしは低呼吸がおこります。
そうすると、低酸素血症及び高炭酸ガス血症となります。これによって体の中が酸性になる、これらによる呼吸性アシドーシスという状態になります。
そうするとだんだん苦しくなって(自覚はしないかもしれませんが)眠りが浅くなる、目が覚める覚醒反応がおこります。
そうすると、喉の周りの緊張も戻り、無呼吸・低呼吸が解除されて再度換気ができるようになります。
そうすると体は落ち着きますので、再び入眠し、しばらくすると先ほどと同じく無呼吸・低呼吸となります。
無呼吸により低酸素血症、高炭酸ガス血症となると、体の中のあちこちの血管が細くなって血液の流れが悪くなったり、不整脈になったりします。
この状態が慢性的になると、肺の中の血液の流れが悪くなり、心臓に負担となって、だんだん肺高血圧、高血圧、肺性心、右心不全等の病態を引き起こします。
また、狭心症、心筋梗塞、脳血管障害などの病気をも併発してくることになります。
次に、このような睡眠を続けていると、熟睡できませんから睡眠障害となって、曰中傾眠やそれに伴う事故や仕事上のトラブル、性格の変化、うつ状態行動異常などのしょうじょうとなって現れてきます。
また、息が吸えないので一生懸命息を吸おうとするので、胸の中の陰圧が強くなり、その結果子供などの柔らかい骨では、真ん中がへこむロート胸になったり、睡眠中の唾液の誤飲による咳嗽発作がおきたり、食道内圧が逆に上昇することで、冑から食道へ遺産が逆流する、胃食道逆流症の原因にもなるといわれます。
コメントをどうぞ