なぜ無呼吸になるのでしょう

睡眠時無呼吸症候群は病気とはいえ、なぜ無呼吸のなるのでしょうか?

無呼吸は、その成り立ちから三つに分類されています。


それは、閉塞型、中枢型、この二つの混合型です。これからこの仕組みをみて見ましょう。

1,閉塞型
この中では閉塞型が最も多いといわれ、眠っているときに、気道、空気の通る道の、入り口のところが閉まってしまう状態です。


では、なぜ気道の入り口が閉まってしまうのでしょうか。その仕組みには、機能的な原因、形態的な原因の二つがあります。眠っているときには、喉には重力がかかりますから、下の後ろあたりの柔らかな部分が奥に落ち込んでしまいます。

このあたりをうまく持ち上げて、テントを張るように左右から支持しなくてはいけませんが、その力が落ちてしまい輪内容に、バランスを取らなくてはなりませんが、ここがうまくいかなくなるのを機能的な原因といいます。

ベッドの上に横になって、上向きになってみてください。ギュッと歯を食いしばると、喉の奥もしっかりと持ち上がってきますが、歯をゆるめていくと、だんだん、喉の奥が落ち込んでいくのが分かると思います。

眠ってしまうと、この働きがわるくなるのです。

 

もう一つが、形態的な因子。これは字のごとく、喉の部分の形の問題です。


これは、例をあげると。
1.軟部組織の因子自体の問題で、例えば、
1)肥満による上気道軟部組織への脂肪沈着
2)扁桃肥大
3)巨舌
4)上気道の炎症(アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、咽頭炎など)で腫れる。

2.頭蓋顔面骨形の問題で、閉塞しやすい形があります。
1)上顎骨の後方偏位
2)下顎骨後方偏位
3)下顎骨の未発達,小顎症

3.もう一つは寝ているときの体位の問題です。これも例えば、
1)仰臥位
2)頚部の屈曲
等は、喉の奥が閉まりやすくなります。


このような因子が働くとどうなるか、掃除機をお思い出してみましょう。ビニール袋などを吸い込んだときに、管の先にくっついたことがあるかと思いますが、あれと同じです。

息を吸い込むときに、喉の入り口が柔らかく落ち込んで狭くなってしまうと、よけい吸い込む力で閉塞してしまうのです。

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