診断のために必要な項目 その1
睡眠時呼吸障害(SDB)検査の測定項目をあげてみましょう
検査は、寝ている間にどのくらい呼吸が止まっているか、低下しているかと、どれだけの時間本当に眠っているか、の二点が大事になります。
1)無呼吸回数、低呼吸回数の測定
まずこれが一番大事ですが、睡眠中の呼吸状態の評価には、鼻口気流、胸腹壁の呼吸運動、動脈血酸素飽和度などの指標を一晩中モニターして記録します。
鼻口気流測定では、鼻口から出入りする気流の測定はどうするかというと、鼻孔の直下に風の流れを記録するセンサーをつけます。
また、胸や腹部の呼吸による呼吸運動は、体に巻き付けたストレイン(張力)を見るセンサやレスピトレースTMなどのインピーダンス法(体の動きで体の抵抗値が変化するのを見る方法)等の方法を使うことで測定します。
これは、胸とお腹と両方にバンド型のセンサを巻き付けて、息をするにあわせて胸が動くことを記録することになります。
また、血中の酸素がどのくらい取り込まれているかについては、指尖(あるいは耳朶)に取り付けるタイプのパルスオキシメータという小さな測定器で行います。良くスポーツジムなどの体力測定で、耳に小さな器具をつけて自転車こぎなどをすることがあると思いますが、あれと同じようなものを一晩中付けるわけです。
この値を記録して、呼吸が止まると動脈中の酸素が低下して、しばらくして呼吸が始まると元に戻る、というようなことを知るわけです。
またいびきの音も聴取します。
他には、心電図を付けて心臓の状態、体に血液がうまく回っているかの循環の指標として記録します。
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